冬に着物レンタルを計画している方のなかには、冬らしい着物の着こなし方や防寒対策が気になる方も多いでしょう。
12月から2月頃になると、平均気温が10℃を下回る日も増えるので入念な防寒対策が欠かせません。
そこで本記事では、着物の冬コーディネートについて種類・色柄・防寒対策を踏まえながら紹介しています。
浅草着物レンタル花乃和服は、冬の着物コーディネートにぴったりな800着以上の着物と冬用オプション小物を提供中です。
季節感のある着物コーディネートで冬ならではのおしゃれな着こなしを楽しみたい方は、ぜひ当店をご利用ください。

冬の着物の種類を知って選ぶ

冬の着物選びでは、単に好みのデザインだけで選ぶのではなく、TPOに合わせた格式、着用時期に合った素材、柄・季節感を踏まえることが大切です。
着物の種類は第一礼装・準礼装・外出着・普段着と大きく4つの格式に分かれており、フォーマルな場では第一礼装や準礼装、カジュアルな場では外出着や普段着を選びます。
冬の時期は、10月~5月に着る袷(あわせ)と呼ばれる裏地付きの着物を選び、ちりめん・紬・ウールなど見た目も着心地も温かみのある素材がおすすめです。
また、雪や椿など季節感を演出する柄を意識すると粋な着こなしになるため、積極的に取り入れましょう。
冬の着物コーディネートで押さえたいポイント

冬の着物コーディネートでは、見た目の可愛さに加えて、防寒対策も重要なポイントになります。
着物を着ているときの快適度にも影響するので、冬の着物を楽しむためにもしっかり覚えておきましょう。
- 防寒対策を万全にしておく
- 暖を取りやすい素材の着物を選ぶ
- 冬の着物は季節感を演出する柄にする
防寒対策を万全にしておく
平均気温が10℃を下回る日も多い冬は、防寒対策を万全にして着物を着るようにしてください。
着物姿の防寒対策は、着物の下に着ておくものと着物を着てから身に付けるものに分かれます。
事前に着用するものとしては、保温インナーやレギンス・トレンカ、5本指靴下などがおすすめです。
着物を着たあとは、首元・手首・足首に冷たい風が当たらないようにマフラー・ショール、羽織、手袋、ブーツなどを取り入れてください。
防寒対策を万全にすれば体温を保ちながら散策できるため、急激な体の冷え防止につながります。
【2026年】初詣着物レンタルの相場や注意点について詳しく見る
暖を取りやすい素材の着物を選ぶ
冬に着物を着用する場合は、ちりめんや紬のように生地に厚みがあって暖を取りやすい素材の着物を選びます。
また、天然素材を使った着物も比較的暖を取りやすいため、絹や木綿もおすすめです。
シルク100%の正絹は着物のなかでも高級品ですが、夏は涼しく冬は暖かいという特徴があり、1年中活躍します。
カジュアルな場で着物を着る場合は、羊毛のウールやシルクウールなどの素材を選ぶのもいいでしょう。
冬の着物は季節感を演出する柄にする
冬の着物コーディネートで押さえたいポイントは、防寒対策の観点のほかに、季節感の演出という観点にもあります。
着物を着る際はしっかりと防寒対策をして暖かくしますが、着物姿を見た方には冬の季節感を感じてもらえるような装いにするのがおしゃれな着こなしです。
そのため、雪・南天・松竹梅・椿などの季節感を演出する柄を意識して選ぶようのがおすすめです。
着物では季節を先取りして柄を選ぶため、着物を着るタイミングよりも半月から1か月ほど先の季節を意識した柄選びをすると、さらにワンランク上の着こなしに仕上がります。
気温別に冬の着物の防寒対策を紹介

冬に着物で出かけるときは、気温に合わせて適切な防寒対策を取るように心がけましょう。
特に着物は、気温15℃前後から防寒グッズなしでは肌寒さを感じる可能性が高いです。
以下の3パターンの気温別に、おすすめの防寒対策をまとめたので参考にしてください。
- 10℃以下|着物に厚手のコートを羽織る
- 10~15℃|着物に羽織・道行などを羽織る
- 15℃以上|着物だけでも十分
10℃以下|着物に厚手のコートを羽織る
気温10℃以下の日は、着物だけで外出すると寒さを非常に厳しく感じます。
そのため、着物の上には厚手の着物用コートやポンチョを羽織り、着物から露出する部位を隠せるマフラーや手袋なども用意しましょう。
気温5℃を下回る日は、裏地が起毛素材のネル裏と呼ばれる足袋を履くのもおすすめです。
12月〜2月は全国的に見ても平均気温が10℃を下回るところが多いため、小物の素材にも注目して防寒してください。
10~15℃|着物に羽織・道行などを羽織る
気温10〜15℃の日も着物1枚では肌寒いですが、日中は暖かさを感じることもあるため、着脱しやすい防寒グッズを活用しましょう。
袷の着物に羽織や道行コートを羽織る、大判のショールを合わせるなどの寒さ対策がおすすめです。
足元は、起毛素材の足袋ではかえって暑い場合もあるため、通年履ける晒し足袋がおすすめです。
たくさん歩いたり屋内で過ごしたりすることの多い散策コースの場合は、体温調節しやすい着こなしを検討してください。
15℃以上|着物だけでも十分
気温15℃以上であれば、羽織は必要なく袷の着物だけでも快適に過ごせます。
不安な場合は、薄手のショールや単衣の上着を合わせた着こなしを楽しみましょう。
3月や11月頃は、昼と夜の寒暖差が激しいので上着で体温調節する方法がおすすめです。
気温25℃を超える日は袷よりも単衣の方が過ごしやすい場合もあるので、当日の気温に合わせて選んでください。
SNS映えを意識した冬の着物コーディネートを紹介

寒い冬に着物を着るなら、おしゃれに防寒対策して素敵な着物コーディネートを楽しみましょう。
花乃和服の着物レンタルで挑戦できる、冬のおすすめコーデを4つ紹介します。
- 可愛くてSNS映えまちがいなしの1番人気!レース着物コーデ
- 大人でも挑戦しやすいブラウンレース着物コーデ
- 浅草の雰囲気とマッチ度抜群!大人っぽくきまるレトロ着物コーデ
- 正月の初詣にばっちり!華やかに着て特別な1日にできる袴コーデ
可愛くてSNS映えまちがいなしの1番人気!レース着物コーデ

花乃和服でも人気のレース着物は、冬のコーデを明るく華やかに見せられて、ティペットやレースインナーとの相性も抜群です。
ファー素材のティペットを合わせたり、レースインナーで首元や袖口の露出を抑えたりすることで、しっかりと防寒しつつSNS映えする華やかなコーディネートが仕上がります。
ガーリーなレース着物の足元にブーツを合わせて甘辛ミックスにまとめるなど、防寒対策を兼ねた小物で個性を出すのもおすすめです。
刺繍襟やレースインナーなど小物オプションの合わせ方を工夫して、より華やかなコーディネート作りを楽しみましょう。
大人でも挑戦しやすいブラウンレース着物コーデ

レース着物を大人っぽく上品に着こなしたい方には、濃色系のレース着物がおすすめです。
ブラウンのレース着物は、淡色系のレース着物に比べてガーリーな印象が落ち着き、上品で大人っぽいやわらかさを演出できます。
帯は同色系のベージュやアイボリーを合わせてメリハリを出し、ファー素材の帯飾りを合わせて冬の季節感を取り入れましょう。
髪型はアップヘアやタイトなポニーテールアレンジなどを組み合わせると、より落ち着いた仕上がりになります。
浅草の雰囲気とマッチ度抜群!大人っぽくきまるレトロ着物コーデ

下町情緒あふれる浅草の風景に、大人っぽいレトロ着物は溶け込みます。
レトロ着物には存在感のあるデザインも多いので、無地のファー小物やショールを合わせたり、レザー小物でシックにまとめたりするコーディネートがおすすめです。
ニットやファー素材のベレー帽を合わせれば、レトロモダンなコーデにも挑戦でき、個性的な冬の着物コーデが楽しめるでしょう。
普段使いしている洋服用の防寒小物も合わせやすいので、ぜひ手持ちのアイテムも活用してみてください。
正月の初詣にばっちり!華やかに着て特別な1日にできる袴コーデ

初詣やお正月に和服を楽しむなら、袴を使ったコーディネートに挑戦するのもおすすめです。
こちらのコーディネートでは、淡い水色の着物とくすみカラーのピンクの袴を組み合わせてガーリーに仕上げています。
おしゃれなくすみカラーは、冬っぽさを演出できる色味でもあるため、ファー素材の帯飾りとブーツを取り入れて冬らしさを強調しました。
大人っぽい印象なら編みおろし、ガーリーに仕上げるなら編みおろしツインのように、髪型と髪飾りで仕上がりの印象を調整することも可能です。
寒い冬の時期に大活躍!着物を着る時に便利な防寒アイテム・持ち物を紹介

寒い冬に着物を着る際に便利な防寒アイテム・持ち物を紹介します。
- 保温効果のある機能性インナー(上下)
- マフラー・ストール・ショール
- 厚手の手袋・ロンググローブ
- 羽織(はおり)
- 道行コート・外套(がいとう)
- 和装ストッキング・和装タイツ
- 暖かい足袋・2本指ショートソックス
- 防寒草履
- 貼らない使い捨てカイロ
保温効果のある機能性インナー(上下)
着物は洋服よりも薄着になるため、保温効果のある機能性インナーを着用するのがおすすめです。
女性の着物は着付ける際に衿(えり)を抜くので、衿足からインナーが見える可能性があります。
そのため、着物の下に着用する保温インナーは衿ぐりが大きく開いたタイプを選んでください。
また、インナーは袖口から見えないように七分袖のものがおすすめです。
マフラー・ストール・ショール

マフラー・ストール・ショールも、着物では定番の防寒アイテムです。
着物はうなじを綺麗に見せるために衿(えり)を抜いて着付けますが、首元が開いていると冷たい空気や風に触れるので寒さを感じます。
マフラー・ストール・ショールがあれば、首元の冷えを防げるので体温を逃がしにくく、体の暖かさも保ちやすいです。
用意する場合は、着物に合わせやすい無地や和柄のものを選びましょう。
厚手の手袋・ロンググローブ
冬の着物散策では、厚手の手袋やロンググローブを用意しましょう。
着物は袖の部分が大きく開いており、洋服と比べて冷たい風が入ってきます。
そのため、厚手の手袋を用意しておくのがおすすめです。
また、寒さが苦手な方は腕まで覆えるロンググローブを選んでください。
ウール素材のものであれば、ぽかぽかと温かく過ごせます。
羽織(はおり)
羽織(はおり)は、ジャケット感覚で羽織れる和装の防寒着です。
コートとは異なり、室内で着用していても失礼にはあたりません。
羽織は無地から柄物までさまざまなデザインがあるため、着物と組み合わせてコーディネートを楽しめます。
無地でシックに決めるのも良いですが、あえての柄物で和装ならではのおしゃれを楽しみましょう。
道行コート・外套(がいとう)
しっかりと体を温めるなら、道行コート・外套(がいとう)を着用するのがおすすめです。
道行コートは着物用のコートで、首元が四角く開いています。
寒い時期には生地が二重になっている袷(あわせ)を選びます。
また、外套は道行コートで対応できない寒さのときに着用します。
全体的にゆったりとしたデザインなので、着物が着崩れする心配はありません。
和装ストッキング・和装タイツ
着物の前側は重なっているだけなので、そこから寒い風が入ってきます。
隙間風対策として、和装ストッキング・和装タイツを着用するのがおすすめです。
和装ストッキング・和装タイツは、レギンスやトレンカでも代用できます。
「和装用をわざわざ購入するのは…」という場合は、手持ちのアイテムで工夫しましょう。
暖かい足袋・2本指ショートソックス
近年は「暖かい足袋」というアイテムが存在します。
裏側が起毛素材になっており、履いているだけで暖かさを感じられるのが特徴です。
一般的な足袋は生地を留めるこはぜが4枚ですが、暖かい足袋は5枚なので足首までしっかりと覆えます。
また、足袋の代用として2本指ショートソックスを着用する方法もあります。
防寒草履
冬に着物を着用する際は、草履の先にカバーが付いた防寒草履をがおすすめです。
防寒草履は、つま先部分のカバーが足先の冷えを防いでくれます。
ただし、防寒草履は防水ではないため、雨の日に着用すると劣化する可能性があります。
冬の雨の日に着物を着用する際は、雨除け草履カバーを付けることで雨と寒さを防げるので必要に応じて使い分けましょう。
貼らない使い捨てカイロ
冬に着物を着る際は、貼らないタイプの使い捨てカイロも必需品です。
カイロであれば、コンビニやドラッグストアなどでいつでも購入できます。
貼るタイプのカイロは着物を着たあとに剥がしにくく、貼っている部位によっては低温やけどをする可能性もあります。
そのため、着物を着る場合は貼るタイプではなく貼らないタイプのカイロを使うようにしてください。
ほかの防寒アイテムで体をしっかり温めつつ、貼らないカイロで指先を温めましょう。
冬に着物を楽しみたい男性向けの防寒対策を紹介

冬に着物を楽しみたい男性の防寒対策は、基本的に女性と同じ防寒対策で問題ありません。
気候が比較的穏やかで少し肌寒いと感じる程度であれば、羽織を着用するといいでしょう。
1月や2月で気温が10℃近くまで下がっている場合は、和装コートを使用しましょう。
ただし、和装コートは値段が高いため、購入しない場合は防寒性に優れているウール素材の羽織がおすすめです。
また、首・手首・足首を寒さから守るにはマフラーや手袋、防寒用の足袋も必要です。
雨除け草履カバーを付けたり、足袋の下に5本指ソックスを重ね履きしたりして、足元の防寒対策をしてください。
寒い冬の浅草でも着物で楽しめる1日を花乃和服がサポートいたします

浅草着物レンタル花乃和服では、寒い冬の浅草散策でも着物を思いきり楽しんでいただけるようサポートしています。
レンタルプランも学割プランやカップルプランなど幅広く用意しているため、さまざまなシチュエーションで着物レンタルをお楽しみください。
「浅草着物レンタルベーシックプラン」であれば、税込3,000円(※2025年11月時点)からトレンド着物をお得にレンタルできます。
予約は公式サイトで24時間受け付けており、予約日前日まではキャンセル料無料、当日予約も予約時間の10分前まで申し込み可能です。
店舗は最寄り駅の浅草駅から徒歩5分圏内の場所に位置し、雷門までは徒歩1分という立地のため、冬の寒さを気にせずスムーズに移動できます。
ヘアセットや小物レンタルが付いてお得!花乃和服の着物レンタルプランを紹介

花乃和服の全レンタルプランには、着物一式レンタル・着付け・荷物預かりが含まれており、利用するプランに応じてヘアセットにも対応しています。
なかでも、当店でおすすめのレンタルプラン4つの内容についてそれぞれ見ていきましょう。
- 着物レンタルヘアセットプラン
- 着物ヘアセット学割プラン
- 着物カップルプラン
- 袴ヘアセットプラン
着物レンタルヘアセットプラン
花乃和服で提供しているレンタルプランのうち、標準的なプランとなるのが「浅草着物レンタルヘアセットプラン」です。
着物一式レンタルに加えて、着付け・ヘアセットまで含まれているプランのため、着物レンタルが初めての方も安心してご利用いただけます。
店頭には800着以上の着物を用意しており、どのデザインも追加料金なく自由に選ぶことが可能です。
トレンドのレース着物やレトロ着物、オリジナル着物など多種多様に用意しているため、お気に入りの1着で着物レンタルをお楽しみください。
| 価格(税込) | 5,000円〜 ※2025年11月時点 |
| ヘアセット | ◯ |
| 髪飾り | ◯ |
| 所要時間 | 45〜70分 |
| 返却時間 | 17:30まで |
| 詳細 | 浅草着物レンタルへアセットプラン |
着物ヘアセット学割プラン
「浅草着物レンタル学割プラン」では、当店の標準プランであるヘアセット込みプランを学生限定の特別価格で利用できます。
通常は5,000円(税込)から提供しているプランを、学生の方は4,000円(税込)から利用でき、レンタルプランの内容は一切変わりません。
利用の際は、当日受付で学生証など学生であることを証明するものを提示してもらうため、忘れずに持参するようにしましょう。
学割プランは海外の学生証でも適用されるので、留学生の方や海外からの観光客の方もお気軽にご利用ください。
| 価格(税込) | 4,000円〜 ※2025年11月時点 |
| ヘアセット | ◯ |
| 髪飾り | ◯ |
| 所要時間 | 45〜70分 |
| 返却時間 | 17:30まで |
| 詳細 | 浅草着物レンタル学割プラン |
着物カップルプラン
「浅草着物レンタルカップルプラン」は、ヘアセット込みプランとメンズプランをセットで利用できるプランです。
2つのプランをそれぞれ予約した場合より2,000円も料金がお得になるため、着物デートを検討中のカップルの方はぜひご活用ください。
また、カップルに限らず男女ペアであれば利用可能なため、男女の友人どうしやグループでレンタルする場合は、カップルプランでの予約がお得です。
当日の着物は、一緒に相談しながら選べるので特別感のあるリンクコーデにも挑戦できます。
| 価格(税込) | 8,000円〜 ※2025年11月時点 |
| ヘアセット(女性用) | ◯ |
| 髪飾り(女性用) | ◯ |
| 所要時間 | 45〜70分 |
| 返却時間 | 17:30まで |
| 詳細 | 浅草着物レンタルカップルプラン |
袴ヘアセットプラン
「浅草袴ヘアセットプラン」では、当店で取り扱っている800着以上の着物と40着以上の袴を自由に組み合わせた袴コーディネートを楽しめます。
ガーリー・大正ロマン風など幅広いイメージに仕上げられるため、お気に入りの着物と袴を組み合わせて自分だけの袴コーディネートを作りましょう。
色のトーンを統一すると理想のテイストにまとまりやすいため、コーディネートを考える際のポイントにしてください。
| 価格(税込) | 9,000円〜 ※2025年11月時点 |
| ヘアセット | ◯ |
| 髪飾り | ◯ |
| 所要時間 | 45〜70分 |
| 返却時間 | 17:30まで |
| 詳細 | 浅草袴ヘアセットプラン |
寒い冬の時期に着物を楽しむコツ

冬に着物を楽しむなら、防寒対策はもちろん散策コースや日程選びにも着目してください。
ここからは、寒い冬の時期も着物を楽しむためのコツを3つ紹介します。
- 散策ルート・デートコースに飲食店や屋内施設を混ぜて暖を取る時間を作る
- 雨や雪が降ると余計に寒さを感じ、地面も滑りやすくなるため足元に注意
- 防寒アイテムは外側から見えすぎないように身に付ける
散策ルート・デートコースに飲食店や屋内施設を混ぜて暖を取る時間を作る
冬の寒い日に着物で散策するなら、温かい室内で過ごせる飲食店や屋内施設を積極的に利用しましょう。
以下のような体を温められるプランを取り入れれば、寒い日でも快適に着物を楽しめます。
- 店内で温かいグルメやホットドリンクを楽しむ
- 足湯に立ち寄って足元から温まる
- 屋内でのショッピングや観劇を取り入れる
浅草には着物姿が映える飲食店や屋内スポットが充実しているため、散策ルートやデートコースに積極的に取り入れてください。
雨や雪が降ると余計に寒さを感じ、地面も滑りやすくなるため足元に注意
雨や雪が降ると体感温度が下がり寒さを感じやすいうえ、地面が濡れて滑りやすくなるので十分に注意して散策しましょう。
草履や下駄は、裏側がツルツルとしているので履き慣れていないと滑りやすいです。
また、雨や雪が跳ねて足袋が濡れると足元の冷えにつながります。
転倒防止や寒さ対策という点からも、草履で歩くときはいつもよりもゆっくり歩くことを意識すると良いです。
不安な場合は、履き慣れたブーツやパンプスを合わせるのもおすすめです。
防寒アイテムは外側から見えすぎないように身に付ける
防寒対策として着物の下にインナーを着る場合は、着物から見えないように注意が必要です。
寒い時期は着物の下に保温インナーを着たり、レギンスを履いたりするのがおすすめですが、首元や裾から防寒アイテムが見えるとだらしない印象に映ります。
そのため保温インナーを着る際は、女性も男性も着物から見えにくい首が大きく開いたタイプを合わせるのがおすすめです。
レースインナーを活用すれば着物コーデがおしゃれに仕上がるほか、着物から肌が露出する部分を減らせます。
冬の浅草で着物を着るのは寒い?気温や積雪の情報を紹介

浅草(東京)の冬について、気象庁が公表した以下のデータを参考にご覧ください。
| 最高気温の平均値 | 平均気温 | 積雪日数(積雪量) | |
| 2024年12月 | 13.2℃ | 8.1℃ | 0日 |
| 2025年1月 | 11.6℃ | 6.6℃ | 0日 |
| 2025年2月 | 12.0℃ | 6.5℃ | 0日 |
冬の浅草の平均気温は6~8℃、最高気温も11~13℃と低いため、道行コートや外套(がいとう)を着用するなどの防寒対策が欠かせません。
気温が低いと足元はすぐに冷えてしまうため、場合によっては草履よりもブーツの着用がおすすめです。
冬の浅草で着物散策する際は事前に気温を確認のうえ、当日の防寒対策や散策プランを検討しましょう。
冬に可愛い着物コーディネートをしたい方は花乃和服をご利用ください

冬の着物コーディネートのポイントは、冬に適した着物の種類を選ぶこと、防寒対策を入念に行うこと、季節感のある色・柄を意識することの3点です。
ティペットやブーツといった防寒アイテムを使った着こなしは、寒い冬だからこそ楽しめるコーディネートなので積極的に取り入れてみましょう。
浅草着物レンタル花乃和服では、冬限定でファー素材のショールやマフラーのオプションレンタルを提供しています。
レース着物やレトロ着物など冬の季節感を演出する着物を多数取り揃えているため、冬らしいおしゃれなコーディネートを楽しみたい方は、ぜひ当店をご利用ください。
浅草の着物レンタルなら、花乃和服の姉妹店である梨花和服 浅草店もぜひご利用くださいませ。
梨花和服の中文版ページはこちら(浅草之旅推薦和服租賃,梨花和服租借中文版)

- この記事の監修者:
浅草着物レンタル花乃和服 - 許認可:美容所開設証 許認可番号 5台台健生環き第10176号
- 住所:東京都台東区雷門2丁目16−9 HULIC&New雷門 9F
- 浅草着物レンタルプラン一覧
- 浅草浴衣レンタルプラン一覧
浅草着物レンタル花乃和服(かのわふく)は浅草で着物レンタルとヘアセットを提供する専門店。600着以上の豊富なラインアップと専門スタッフによる丁寧なサービスで、観光客に信頼され続けています。安心して楽しめる透明な料金設定と実績ある運営で、あなたの特別な日を演出します。